小中学生の自由研究で柔らかいスライムを作る実験

趣味
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今年の次男の自由研究のテーマはスライム。ただスライムを作って遊びたいだけだと思います。
中学1年生にはちょっと幼稚じゃないかな?と思ったのですが
『柔らかいスライムを作る方法を考える実験だから大丈夫!』と張り切って取り組んでいました♪
毎年やる気がなくて夏休みが終わるギリギリまでやらないので
『やる気があるのは良いことだ!』と母も協力することにしました。
さっそくいつも通りスライムを作ってみました。

基本のスライムの材料

・ほう砂 5g

・お湯 50ml (ほう砂は溶けにくいのでお湯を使う)

・洗濯のり 50ml

・水 50ml (洗濯のりを伸ばす用)

・プラカップなどの容器 (大きめの方が混ぜやすい)

・割りばしやスプーン

・キッチンスケール

基本のスライムの作り方

①ほう砂液をつくる
 お湯50mlにほう砂5gを溶かす

②洗濯のり50mlと水50mlを混ぜる
 ※色をつける場合はここで絵の具などを混ぜます

③②にほう砂液を少しずつ加えて良く混ぜる
 ひとつにまとまるくらいまでひたすら混ぜる

④手でこねて完成

スライムを作ってみたところ問題が?

まずはいつも通りにスライムを作ろうとしたのですが、さっそく問題発生。
柔らかいスライムを作るために、材料の分量を調節するんですよね。
だとしたら、ほう砂液のほう砂が溶け残ってるのは大丈夫なのかな?
ほう砂は溶けにくいのでいつもお湯で作っているのですが、作っているうちにお湯が冷めてきたらほう砂液の濃度が変わるよね?
ほう砂液の中のほう砂はいつも同じにしておかないと、作ったスライムにどのくらいほう砂が入ってるのか分からないよね???

というわけで
溶け残りがない方が、実際に混ぜたほう砂の量が分かりやすい(計算しやすい)
のでしっかりと溶けるように実験で使うほう砂液はお湯を増やしました。

ほう砂水の溶解度を調べてみた所、
4.7g/100ml(20℃)
とか
5.1 g/100 mL (20℃)
とか書かれていましたが、メーカーや純度によって違うんでしょうかね~

要するに溶ければ良いので余裕をもって
お湯200mlにほう砂4gを溶かして使うことにしました。

自由研究の実験の手順

①ほう砂液をつくる
 お湯100mlにほう砂2gを溶かしました

②ほう砂液、洗濯のり、水の分量を変えてスライムを作る

③それぞれの硬さを比べる

具体的には4種類のスライムを作りました

A のり50ml 水50ml ほう砂水20ml ←コレが基準

B のり50ml 水50ml ほう砂水40ml ←Aと比べてほう砂と水が増えている

C のり50ml 水30ml ほう砂水40ml ←Aと比べてほう砂が増えている

D のり50ml 水80ml ほう砂水20ml ←Aと比べて水が増えている

この4種類の分量でスライムを作り、それぞれの硬さを比べました。

『実際に入っているほう砂の量を計算した方が分かりやすいんじゃない?』
とおすすめしてみたのですが
『だるい』
の一言で却下されてしまいました(;・∀・)
まあ、わざわざ計算しなくても何が増えたのか分かるから良いのでしょうか?

実験結果は

実験結果は
A 手につく、よく伸びる、柔らかい
B 手に付きにくい、あまりのびずに切れる、Aより硬い
C 手につきにくい、あまりのびずに切れる、Bより硬い、一番硬い
D 手につく、良く伸びる、柔らかい、Aより柔らかい、一番柔らかい

柔らかい順に並べるとD→A→B→C

結果は予想通りでした(;・∀・)
水は多い方が柔らかくなる
ほう砂は多い方が硬くなる
ということですね。

スライムの自由研究のまとめ方

自由研究なのでスライムで遊ぶだけではダメですね。
実験した結果をまとめなければいけません!

一般的なまとめ方は以下のことを書きます。
①実験をやろうと思ったきっかけ
②実験の目的
③実験方法(実験で使ったもの・実験の手順)
④実験結果
⑤考察・反省など

実験をやろうと思ったきっかけ

コレはなんでも良いので、実験テーマに興味を持ったきっかけを書けばOKです。
まちがってもうちの子のように「宿題だったのでやりました」なんて書いてはいけません。

実験の目的

実験の目的は自由研究の題名とほぼ同じ内容を書けばOK
この実験で何が分かるのか、この実験で何を調べたいのか、
を書きます。
『今回は柔らかいスライムの作り方を調べる』
というのが題名なので

『材料の配合を変えて色々なスライムを作ってみる。
材料をどのように変えれば柔らかいスライムが出来るか調べる。』
というようなことをちょっと丁寧に長めに書けばOK

実験方法

実験で使ったもの実験の手順を書きます。

【実験で使ったもの】
・ほう砂  4g
・お湯   200ml 
 (スライムを4種類作るので余裕をもってホウ砂水を200ml作りました)
・洗濯のり 200ml(50ml×4)
・水    210ml (洗濯のりを伸ばす用)
・プラカップなどの容器 (大きめの方が混ぜやすい)
・割りばしやスプーン
・キッチンスケール  (ホウ砂の重さを測る)

【実験の手順】

①お湯200mlにほう砂4gを溶かしてホウ砂水を作る

②ほう砂液、洗濯のり、水の分量を変えてスライムを作る
 洗濯のりと水をよく混ぜた後に、
 ホウ砂水を加えて1つにまとまるまで割りばしで良く混ぜる。
 その後手でしっかりとこねてスライムを作る。

 作ったスライムの分量は
A のり50ml 水50ml ほう砂水20ml ←コレが基準
B のり50ml 水50ml ほう砂水40ml ←Aと比べてほう砂と水が増えている
C のり50ml 水30ml ほう砂水40ml ←Aと比べてほう砂が増えている
D のり50ml 水80ml ほう砂水20ml ←Aと比べて水が増えている
 
③それぞれのスライムの硬さを比べる

実験結果

4種類のスライムの硬さを比べて結果を書きました。

A 手につく、よく伸びる、柔らかい
B 手に付きにくい、あまりのびずに切れる、Aより硬い
C 手につきにくい、あまりのびずに切れる、Bより硬い、一番硬い
D 手につく、良く伸びる、柔らかい、Aより柔らかい、一番柔らかい

柔らかい順に並べるとD→A→B→C

考察・反省

結果を見れば一目瞭然なのですが…
水分が多い方が柔らかくなり、ほう砂が増えると硬くなります。
ということを丁寧に書いてみました。

基準のAとBを比べると水とほう砂が増えて、硬さは硬くなった。
硬くなったのは水のせいかほう砂のせいか分からないので
次にBとCを比較。
Bはほう砂と水が増えたのに対して、Cは水はそのままでほう砂だけ増えている。
結果、BよりCの方が硬くなった。
このことから、ほう砂が増えるとスライムは硬くなることがわかりました。
水分が少ないの方が硬いということは、水分が多ければ柔らかくなりそうだと予想し
AとDを比較。
DはAよりも水が多く、スライムの硬さは柔らかい。
このことから、水が増えるとすらいむは柔らかくなることがわかりました。

と、こんな風に書いていたと思います。
後は、反省(今後の改善点)を書いて終了。

ほう砂を使わないスライムについても調べてみたかった。
とか
ほう砂の割合をどのくらいまで減らしても大丈夫か(スライムができるのか)調べてみたい。
など、実験の反省点や追加でやってみたいことなどを書いて終了。

こんな感じで今年の自由研究も無事に終わりました♪

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