天海のにがりの使い方と注意点 お米を炊く以外でも使ってみた結果

美味しいもの
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「天海のにがり」の一番簡単な使い方は、飲み物に入れるかお米を炊く時に入れる方法です。

飲み物に入れる場合は、コップ1杯の水に小さじ1杯の「天海のにがり」を入れて混ぜるだけです。
これを朝昼晩の食事と一緒に飲むと、効果的です。

「天海のにがり」は、苦味がありますが、それはマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富だからです。
苦味が苦手な方は、ジュースやお茶、コーヒーなどに混ぜると味はほとんど気になりません。
混ぜる量は数滴から小さじ半分くらいで、自分が気にならない程度に調節してみてください。

「天海のにがり」は、ご飯を炊く時にも使えます。
お米2合に大さじ1杯の「天海のにがり」を入れて炊くと、ふっくらとつやつやなご飯ができます。

これは、「天海のにがり」のミネラルが、米粒にしみ込んで水分量を調整し、ふっくら感や粘り気を高めるからです。
白米だけでなく玄米や雑穀米などでも美味しく炊けます。

「天海のにがり」はお料理にも使えます。
野菜や肉などを「天海のにがり」で下味をつけると、味がしみ込みやすく美味しくなります。

また、お味噌汁やスープ、煮物などに入れると、コクや旨みが増します。

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天海のにがり お米を炊く以外の使い方・レシピ

天海のにがりの使い方は、飲み物やお米に混ぜるのが一番楽ですが、他の使い方もあります。

豆腐

無調整豆乳200mlとにがり小さじ2杯をカップに入れて混ぜます。

耐熱容器に入れてラップをかけます。

強火で5分、弱火で10分ほど蒸します。

フタをしたまま5分程放置して出来上がり。

蒸し器を使うのが面倒な時はレンジでもできます。

500wで1分加熱した後、固まり具合を見ながら10秒ずつ追加していきます。

好みの硬さになったら出来上がり。

にがりが豆乳のタンパク質を凝固させることで、ぷるふわの柔らかい豆腐が簡単にできあがります。
塩や醤油、ポン酢、柚子、わさびなどで味付けして食べると美味しいです。

煮物に加える

煮物1人前に対して小さじ半分くらい入れます。

料理の味にコクが出ると言われますが、味の変化はあまり分かりませんでした。( 私が味音痴なだけかもしれません。)

煮くずれはしにくくなるので便利です。

カレーやシチューに入れる

1人分に小さじ半分くらい入れます。

まろやかさとコクが出るそうですが、カレーの味が濃いのでにがりの苦みとかは全く分かりません。
シチュー以外のスープや味噌汁などに入れても良いです。

唐揚げの下味

鶏肉200gに対して小さじ半分くらいの「天海のにがり」を、下味と一緒にもみ込んでから衣をつけて揚げます。

にがりが鶏肉のタンパク質と結合して水分を逃がさないようにすることで、唐揚げがパサつかずにジューシーになります。

唐揚げを柔らかく仕上げるコツって色々ありますよね。
水に漬ける とか 塩麹に漬ける とか マヨネーズに漬ける とか 重曹水に浸ける とか ヨーグルトにつける とか・・・
我が家でも子供たちが唐揚げが好きなので色々な唐揚げを作りますが、
「天海のにがり」を使う方法もとっても美味し唐揚げが出来ます。

その他、ヨーグルトやシリアル、スムージーなど普段食べているものに混ぜて使えます。
私はきちんと計らずに入れてしまうことが多いですが、味が濃いめのものには小さじ半分くらい、味の薄いものに入れる時は少し少な目に入れています。

天海のにがりの味は美味しい?

「天海のにがり」はそのまま飲むものではないので、にがり自体は特に美味しいものではありません。
海水から塩を採った後に残る液体で、そのまま飲めば苦い味がします。

「天海のにがり」は、飲み物や食べ物に加えて使います。
マグネシウムが豊富に含まれているため、料理に入れることで旨みや深み、コクなどを与えたり、まろやかになったりします。

水などの味の薄いものに混ぜると少し苦みが気になりますが、味の濃いものに混ぜれば味は全く分かりません。
味が気になる場合は、味が濃いめの料理に混ぜるのがオススメです。

私は普段はコーヒーに混ぜることが多いのですが、コーヒーはもともと苦みがあるので、にがりの味は全く感じません。
お米に混ぜて炊くと、感はふっくらした感じで、ちょっと甘みが増すような気がします。

天海のにがりの注意点

「天海のにがり」は高知県室戸海洋深層水から食塩を取り除いた後に残る液体です。
その液体の主成分はマグネシウム。
海から生まれた食品でマグネシウムが豊富に補給できます。
マグネシウムは美容・健康・料理に嬉しいはたらきがあり、骨や歯の形成、エネルギー産生、血液循環などに必要なミネラルです。
「天海のにがり」は毎日の食事で不足しがちなマグネシウムを簡単に補給できる栄養機能食品です。
「天海のにがり」を使う時に注意しなければいけないことをまとめてみます。

過剰摂取に注意

天海のにがりは海水から作られたもので、身体に悪いものではありませんが、過剰摂取はしないように注意してください。

マグネシウムやカルシウムなどの成分は、適量であれば体に良いですが、たくさん摂ると体に悪いことがあります。
下痢や腹痛などの副作用を起こすことがあります。

また、高血圧や腎臓病などの病気がある場合は、医師に相談してからにがりを摂ってください。

「天海のにがり」は、1日に大さじ1杯くらいが目安です。
「天海のにがり」大さじ1杯にマグネシウム142.5㎎入っています。
これは、18歳以上の推奨摂取量の半分以下の量です。
にがりはメーカーによってマグネシウム濃度が違います。
マグネシウムの量をきちんとチェックして飲む量を調節してください。

子供には注意

マグネシウムは大人が適量摂れば体に良いものですが、子供にとっては体に悪いことがあります。
「天海のにがり」のパッケージには、「乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください」と書いてあります。
子供の体は、水分や成分の量が大人と違っています。
そのため、にがりと飲むと水分バランスや電解質バランスを乱す可能性があるからです。

また、子供の場合は、大人よりも必要な量が少ないため、大人と同じように飲むと過剰摂取に危険があります。


直接飲むのは避けた方が良いですが、ごはんや料理に少量入れるのは問題ありません。
おなかが痛くなったりゆるくなるようなら、摂りすぎの可能性があります。
様子を見ながら少しずつ料理に使ってみるのが良いかと思います。

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【参考】                     
マグネシウム(一般向け)|厚生労働省
マグネシウム|厚生労働省
マグネシウムの働きと1日の摂取量|健康長寿ネット

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